つれづれ漂流記


2003.10月〜11月の初旬の週末は毎週の様にイベント続きでした。

 クラフトを糧にされていらっしゃるプロのクラフトマン達は4月頃から12月頃まで全国あちらこちらで開催されるクラフトフェア巡りをしていらっしゃいます。そんな方々に混じって私もクラフトフェアに参加させて頂いています。

 屋内イベントに比べると天候や気候にかなり左右される、設営や準備が大変等々といった面もありますが私は季節が感じられる屋外イベントが好きです。ちょっと遠くだと小旅行気分で行けますし、何よりもその土地の匂いが感じられて良いです。プロのクラフトマンの方々は作品が売れなければ死活問題ですが、私はイベントや交流を楽しむ事を前提としております。(作品を買って頂ければ幸いですが。)それぞれ独自の工夫を凝らしたイベントとなっていてそちらの方も楽しめます。

☆10/12・13 舞鶴アート&クラフトフェア

 2年連続で参加審査落選だったのですが、今年は参加させて頂く事が出来ました。ここは昔、赤煉瓦倉庫として使われていた文化財の場所を使ってのクラフトフェアです。壮大な赤煉瓦群をバックに潮の香りのする場所での出店でした。テントや机等も貸して頂け荷物の負担も少なくて済むのは有り難い事です。(なんと昼食のお弁当まで頂けるという待遇の良さ。)

 『赤煉瓦フェスティバル』の一環としてクラフトフェアは行われ、他にもライヴやステージイベント、美味しいもの沢山の飲食ブース、赤煉瓦アート展等々イベント盛り沢山の2日間でした。幸い2日とも薄着でいられる程温かく(例年だとこの時期は、肌寒いそうです。)お天気にも恵まれました。(少し雨が降りましたが直ぐ止んでしまいました。同時期に名古屋の覚王山の日泰寺参道で開催されていた『覚王山秋祭』は風も強く大荒れのお天気だったそうです。)

 今回は流木作家の門脇真さんとの『流木ブラザース』としての出展でした。とても暖かい2日間で多くの方がいらしゃいました。出展作家も全国から来ていらっしゃるという事でした。クラフトフェア名物?となっている交流会も楽しいものでした。クラフトマンは酒好きの人が多く(私は下戸ですが宴は好きです。)交流会が楽しみで多少売り上げ少なくてもと、おっしゃられる方もみえる程。交流会によっては、遅刻して行くと料理にありつけない事も有るのですがそういった事も無く沢山頂けました。(感謝)

 会場は、青少年のためのスポーツ施設でドーム型の室内で周囲に2階建ての?就寝出来るスペースが有りました。一次会の交流会を終えて片付けて就寝となるのですが、そんな事で寝るはずも無く、会場を別のバンガローや芝生広場に移しての2次会。さすがにこの時期は夜は冷えますが、震える程では無くアルコールで火照った身体には丁度良い位でした。お隣に座った方ともいつしか話しも弾んだりもします。こういった昼間のクラフトフェアだけでは味わえない面白さもあったりします。昼間だと接客や店番等で皆さんお忙しいのでなかなかお話しも出来ないのですが(私はおかまい無しにフラフラしてイベントを楽しみ、ブースは無人販売所状態になる事もしばしば。笑)お知り合いになりお声を掛けて下さる事や、店番そっちのけでつい話し込んでしまう事もあります。ジャンルや作っている物は違えど、物づくりに携わる思いや信念は同じだと思います。お互いに刺激を受けたり、いろいろ学ばせて頂く事も多いです。

 私は委託販売よりは、こうした対面販売の方が好きです。作品の良さだけでなく人柄の良さも感じられるからです。作品を通して作り手と接する事は大量生産の物と違うものを感じられると思います。勿論、大量生産の物にも多くの人の手が携わっていますし、それぞれの方の思いも込められています。最近手作り品でも思うのですが、“作り手の顔の見えない作品”が多くなっているのではと思います。綺麗でお洒落ですが、手の跡の様なものを感じないのです。逆に作家の思いがこもり過ぎているのも使いにくいかもと思います。その人の個性をどの程度まで表現するか、それは受け手の感性の違いによって感じ方が違うので難しいと思います。かといって、流行りに流されてしまうのも有る程度までは良いかも知れませんが、流行が過ぎ去ってしまうと・・・。そんな小理屈は抜きにして、いろいろな作家のこだわりの作品を楽しめるのは良いです。

作品をお買いあげ頂いた方々、出会った多くの方々有難うございました。“流木ブラザース”のブースも楽しんで頂いた様です。他にもいろいろあり楽しい小旅行でした。赤煉瓦や港が秋の夕暮れに照らされた姿は美しかったです。名物“肉じゃが”も美味かったです。(舞鶴が発祥の地だそうです。)できれば来年も行きたいと思います。

“流木ブラザース”のブースです。

“流木ブラザース”門脇さん(兄)の作品です。

向かって左側が私(弟)の作品です。

秋晴れに恵まれ多くの方がお越しになられました。

資料館の中から会場を見てみました。

赤煉瓦が美しく映えていました。

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