木游人作品展 〜流木の森〜
毎年恒例となりました松阪文化財センターでの『木游人(きゅうと)』の展示今回のテーマは“流木の森”という事で会場内を森に見立てての展示を行いました。
中央には沢山の流木を組み合わせて作った約3mほどのモニュメントツリーを設置し、そこにワークショップで参加者に作って頂いた森の生き物達を展示しました。モニュメントツリーの葉の部分には牛乳パックや段ボールを使い森の主の様な雰囲気が生まれていました。各クルーも思い思いの森の木と魅力溢れる生き物達を作って展示しました。BGMも鳥のさえずりを流し、スクリーンには自然の色々な姿を撮しだし、会場のライティングもスポット照明だけとし壁にもその影が映し出されてやや神秘的かつ幻想的な空間になっていました。今回は最終日にインディアンフルートの奏者の方がそれぞれの作品を見てアドリブで演奏して下さいました。(写真中央) 会場内に現れた森はまさしく多様性に富んだ空間であったと思います。
エコロジーの意識も高まりつつある中で自然の森も開発や地球温暖化等で減少しつつあります。かつて流木もその森の中の一員でした。そんな失われ行く森とそこに住まう生き物への思いと私達が何が出来るのかという問題意識を感じました。自分たちの便利さや利潤を追求するあまりに失われ行く物達が多いという事を改めて考えていかなければと思います。私もそんな現代社会の恩恵無しには生きていけませんが、自分の何気ない事が実は生態系と大きく関わっているだと言うことを環境学習を学ぶうち少しずつ考えていくようになってきました。それぞれにご覧になられた方々が思い思いの森への思いを感じて頂けたのではと思います。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
私の作品はモニュメントツリーのミニチュア版のような感じで上の枝には空をイメージして鳥やヤモリ等を配し、下の枝には水中をイメージして魚等を配しました。木というのは上には枝が張りだしていますが、土の中にも枝の様に力強く張り出した根があります。熱帯に生息するガジュマルやバニヤンの様な木の様な力強く伸びている木をイメージしてみました。私は作品作りにはエコロジーという事はあまり意識していませんが、与えられた素材を最大限に活かしていく事が大切だと思います。森の中には沢山の生き物がいてそれぞれが見えない糸によって繋がっています。この森をテーマにした作品展に参加させて頂いた事で私もその糸に繋がれた様な気がします。
会期中の期間だけであってもその木は生き物にとって楽園であって欲しいと願いを込めてみました。モチーフの中には卵を温めている母鳥やカッパもどき?や木の精霊の様なものも作ってみました。光を当てられた事によって壁には様々な影が映り込みます。それでこの森に生命感の様な物が出たような気がしました。いつまでも命溢れる自然の森がありますように。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |