木游人作品展 方舟2004


2004.11/1から2005.1/16迄、鳥羽にあります『海の博物館』での恒例?となった木游人の作品展です。

今回は旧約聖書にあるノアの方舟伝説をメインテーマに、会場を方舟に見立てて子供達が方舟に乗り込んでいく動物や昆虫、魚、鳥などを約100体作りました。子供達の作品は力作揃いで感性の豊かさと楽しさが良かったです。木游人のクルーもエントランスに動物を作り配しました。木游人のクルーの作品のテーマは“方舟に乗せたいモノ”。それぞれの思いが方舟に乗りました。

私が乗せたいものは“希望”。ギリシャ神話にある、神がこの世の災厄全てを詰め込んだ箱をパンドラという女性が開けてしまった事で、たちまちこの世は災いや犯罪が起こる様になってしまいましたが、その箱の隅っこで小さく最後まで残っていたのが“希望”です。希望を失わない限り救済の道は有ると思います。現在はとても便利で発展している世の中ですが、夢や希望を持ち続ける事は難しくなっているのかも知れません。

今回私が形にした流木の巨人は、現実に向かって夢や希望を胸に歩み続けるイメージとしました。この流木からは力強いモノを感じました。ギリシャ彫刻で有名な“サモトラケのニケ”風に翼を付けた巨人として表現してみました。周りには流木のアーチを配し作品全体でひとつの物語りを想像して頂ければと思いました。(展示期間中、夜中にこのアーチのみがそのままの形で倒れた事があったという事です。幸い誰もいなかった事と壊れたりしなかった事が幸いでした。海博の方にその節はお世話お掛け致しました。(汗))

期間中訪れる事が出来なかったのは、残念でした。(展示空間の写真もキチンと撮っていませんでした。泣)

遠方でしたが、多くの方にご覧頂き有難うございました。海の博物館はいい雰囲気なので是非お越しになってみて下さい。(さりげなく宣伝?)

“パンドラの遺産”

タイトルの上に有るのはオカリナの様な形の焼けた流木です。

搬入前に海で拾いました。拾うのに夢中になっていたら遅れそうになりました。笑)

搬出された後だったのですが、後ろのパネルの所にはオリーブの枝をくわえた鳩や動物達がいました。太陽の写真が綺麗です。

作品全景(斜め前より

作品全景(正面)

翼を付けた人型というモチーフは私は好きな物です。

広い大空に羽ばたいて行きたいという思いと、風が吹いてもその歩みを止める事無く進んでいく、そんな力強さに憧れるのかも知れません。(吹けば飛ぶよな自分なので。笑)

(この作品展の搬出の次の日に、インド料理店での作品展の搬入となりアーチの部分を使いました。)

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