Imagin .4
早いものでホームページを作ってから、一年経ちました。(皆様のおかげでございます。)
以前から作ろうと思っていましたが(作り始めたのは2001年の夏頃からでした。)なかなか独学では思うようにいかず作成ソフト(これはI-macのオマケについていた“Adobe PageMill3.0J”で作成しています。)やちょっとHTMLの本をかじった程度なので凝った事はできません。他のサイトを見て真似したり、アレンジしたりしている程度です。最近はかなり凝った作りの所も多くとても楽しくつい長い時間インターネットしてしまったりしています。
まだまだ未熟ですが勉強して、少しでも楽しんで頂ける様に頑張っていきたいと思いますのでご指導・ご鞭撻頂ければと思います。
一周年という事には余り関係無いと思いますが此処では、私の作品のモチーフとなっているものについて書いてみたいと思います。

1.海洋生物
魚やイルカ等の海洋生物はオブジェのモチーフとしてよく出てきます。自分でも余り意識していないのですが気が付くと翼の様な胸鰭や背鰭を付けています。水の中を縦横無尽に自由に泳ぐ姿に惹かれます。海=魚では無いのですが海をイメージさせるものとしての存在感は十分にあります。陸上とは違ったしなやかな動きに惹かれるのでしょうか。
実際の海ではまだイルカは見たことありませんが、水族館の水槽の中を凄いスピードで駆け回る姿は圧巻です。彼らなりの会話(エコロケーション)を使いお互いにコミュニケーションを図っているということです。(ここでは学術的なことは省略します。専門的な知識はありませんので。)造形的な魅力も捨てがたいものがあります。水といった形を持たない物の中で如何にして生きていくか。環境に順応し長い時間を掛けて必要な形態を持って来たという来たという不思議さもあります。
流木自体も折れたり朽ちたりした後、水の中に「戻る」という過程を経て形態や素材感を変えていきます。そんな記憶の様な物を感じるのでしょうか。とはいえ、一見して魚を連想させるという流木はけして多くはありませんが、山から海へ流れていく段階で『水の中の記憶』を想い出していくのでしょうか。

2.楽器
人が音を身近に感じるようになってどの位経つのでしょうか。最初の楽器は流れ着いた流木等を叩いて音を出したと言われています。打楽器の要素は空気の振動を利用して音を響かせています。楽器には他にも弦楽器や管楽器等沢山有りますが、私が作品に持ち込んでいる要素は打楽器の要素です。乾燥した木であれば堅さや大きさ・太さ等によって音が変わります。ひとつひとつの持っている『音の記憶』は違いますが集めてジャラジャラ鳴らした時、その記憶は沢山の要素を聞かせてくれていると思います。
風や組み合わせた部分を揺らしたりする事でお互いに材同士が当たり、言葉では表現できない音の集まりとして耳に聞こえてきます。風によって運ばれる音には普段音楽として、聞いているような音階を奏でてはいませんが、風と木のハーモニーを聞かせてくれているのかも知れません。
形態から楽器を連想させるといった事もあります。実際に音は出ませんが(叩けば音が鳴りますが)目で見る音といった事も想像を膨らませていくと楽しいと思います。楽器自体の形もユーモラスである物が多いので作っていきたいものです。実際に音が出る物も工夫していけばもっと可能性を秘めていると思います。

3.翼
流木にはいろいろなものに見方によって変わる物が沢山あります。私だったらこう使いますが、隣の人は別なものをその素材に感じています。それがこの素材の面白く、奥深い点です。拾いにいっても、拾われる物とそこに残る物が出てくる様に、すぐ作品として陽の目を見る流木とずーっと寝かしっぱなしの物も出てきます。単体として面白い物はまず目に留まるので作品に成りやすいのですが、組み合わせる事によってその魅力を発揮するものもいます。
最近は前者よりも後者の組み合わせによっての作品作りが多くなっています。人でも性格や適正が有るように木でもそういったものが有ります。全然出番が無くてもある日突然スポットライトが当たる事も良くあります。組み合わせていく内に、不思議とジグソーパズルの様に組み上がっていくのです。組み合わせてみて部分的には違和感の有る事も有りますが、全体としてみるとそれが良い味付けとなっていることもあります。
要素として1.でも書いた鰭や翼と感じた流木を良く使います。削られ形を変えていく段階で、それぞれが大地に生えていた時に感じた様々な記憶を刻むのか分かりませんが、私は『森の記憶』の一部分なのかなと思います。翼は私の好きな要素で作品全体のアクセントであると共に、飛翔感といった様な動きを感じさせる様な気もするのです。そしてその中に自分自身の自由への憧れの様なものを、託しているのかも知れません。